よくあるご質問

家を断熱するとどのような良い事がありますか?

住宅を断熱することにより、家全体の快適さが増し、買い替えの際には住宅の付加価値を高めます。断熱をすることにより、熱の流動を止め、夏は涼しく、冬はより暖かい空間を実現できます。熱は、エネルギーの一形態で、絶えず温度の高い所から、低い所へ移動します。つまり、冬はより暖かい室内から、気温の低い屋外へ移動し、夏は屋外からの熱が、室内へ流れこもうとします。 断熱材により適切に断熱された家では、熱の流れを少なくすることで、暖房や冷房に使うエネルギーを少なく抑えることができます。また、グラスウール断熱材は、壁や床、天井に施工すると、吸音材にもなり、各部屋の間、また屋外から家の中への音の伝達を抑えることにも役立ちます。

 

のどの部分を断熱するのがよいですか?

断熱すべき主な箇所は、外気に接する部分(床・外壁・天井・屋根など)ですが、以下の場所も断熱することをおすすめします。

- 床下が外気に触れる床

- アーチ型天井

- 冷暖房設備のないガレージ

- 1階がガレージスペースでのその上にある床

- ニー・ウォール(天井裏の低い側壁)

 

断熱材を追加したい場合には、既存の断熱材を取り除かなければなりませんか?

R値(熱抵抗値)は断熱材が増えれば大きくなるので、既存の断熱材は取り除く必要はありません。例えば、もしR値2.2の断熱材を2枚重ねれば、R値は4.4になります。

 

どんなタイプのグラスウール断熱材がありますか?

日本国内向けには、防湿フィルム付きパックタイプと、ロールタイプの2種類があります。

パックタイプは主に木造住宅向けの商品です。フィルムに包まれている為施工性に優れています。

ロールタイプは商業ビル向けで、スタッド幅にプレカットされたタイプと、ノンカットタイプをご用意しております。

 

グラスウール断熱材には、リサイクル材が使用されていますか?

製造工場と製品のタイプにもよりますが、通常20-40%のリサイクルガラスを原料に含んでいます。

 

”R値”とは何ですか? 断熱材を購入する際にはどのように確認できますか?

"R"値とは、熱流出入に対する抵抗値を指します。R値が大きいほど、断熱性能も高くなります。断熱材にはR値が表示され、商品は断熱性能別にラベル分けされています。製品の梱包材及び、個別包装材にもラベルで表示してあります。